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iOS/iPadOSのデバイス構成プロファイルの作成方法

SingleIDのクライアント証明書の配布手順

事前作業

SingleIDのルートCA証明書ファイルと中間CA証明書ファイルを取得します。

取得方法

SingleIDのルートCA証明書

  1. Microsoft Intune 管理センター>デバイス>デバイスの管理>構成>ポリシータブへ移動します。
  2. 作成>新しいポリシーボタンをクリックし、以下の内容でポリシーを作成します。

    設定項目 設定内容
    名前 任意です。(例: SingleIDルートCA証明書-macOS)
    プラットフォーム iOS/iPadOSを選択します。
    プロファイルの種類 信頼された証明書(テンプレート)
    証明書ファイル SingleIDのルートCA証明書ファイルを選択します。
    割り当て 構成プロファイルを適用するグループを設定します。(例: すべてのデバイス)
    ⚠️ 注意: 信頼された証明書とSCEP証明書は同じ割り当てを設定する必要があります。
    スコープタグ 既定を設定します。

SingleIDの中間CA証明書

  1. Microsoft Intune 管理センター>デバイス>デバイスの管理>構成>ポリシータブへ移動します。
  2. 作成>新しいポリシーボタンをクリックし、以下の内容でポリシーを作成します。

    設定項目 設定内容
    名前 任意です。(例: SingleID中間CA証明書-macOS)
    プラットフォーム iOS/iPadOSを選択します。
    プロファイルの種類 信頼された証明書(テンプレート)
    証明書ファイル SingleIDの中間CA証明書ファイルを選択します。
    割り当て 構成プロファイルを適用するグループを設定します。(例: すべてのデバイス)
    ⚠️ 注意: 信頼された証明書とSCEP証明書は同じ割り当てを設定する必要があります。
    スコープタグ 既定を設定します。

SingleIDのクライアント証明書

  1. Microsoft Intune 管理センター>デバイス>デバイスの管理>構成>ポリシータブへ移動します。
  2. 作成>新しいポリシーボタンをクリックし、以下の内容でポリシーを作成します。

    設定項目 設定内容
    名前 任意です。(例: SingleIDユーザー証明書-macOS)
    プラットフォーム macOSを選択します。
    プロファイルの種類 SCEP 証明書(テンプレート)
    証明書の種類 ユーザーを選択します。
    サブジェクト CN={{UserName}},E={{EmailAddress}},O=SingleIDのアカウント番号(例: 90000013),C=JPを設定します。
    ⚠️ 注意: CN、E、O、Cの4つの属性は必須属性です。OU属性は任意です。
    サブジェクトの別名 属性: 電子メールアドレス 値: {{EmailAddress}}
    ⚠️ 注意: サブジェクトの別名の設定は任意です。
    サポートするサブジェクトの別名は、電子メールアドレス、ユーザープリンシパル名、DNS、IPです。それ以外の別名は無視されます。
    証明書の有効期間 任意です。(例: 5)
    ⚠️ 注意: ここでの設定に関係なく、5年の有効期間が設定された証明書が発行されます。変更したい場合にはSingleIDへお問い合わせください。
    キー使用法 キーの暗号化デジタル署名を選択します。
    ⚠️ 注意: キーの暗号化、デジタル署名のみサポートしています。ここでの設定に関係なく、キーの暗号化、デジタル署名の使用法が設定された証明書が発行されます。
    キー サイズ (ビット) 2048を選択します。
    ⚠️ 注意: 2048のみサポートしています。ここでの設定に関係なく、2048ビットが設定された証明書が発行されます。
    ハッシュ アルゴリズム SHA-2を選択します。
    ⚠️ 注意: SHA-2のみサポートしています。ここでの設定に関係なく、SHA-2が設定された証明書が発行されます。
    ルート証明書 中間CA証明書を選択します。
    ⚠️ 注意: ルートCA証明書ではなく、中間CA証明書を選択します。
    拡張キー使用法 クライアント認証を選択します。
    ⚠️ 注意: クライアント認証のみサポートしています。ここでの設定に関係なく、クライアント認証が設定された証明書が発行されます。
    更新しきい値 (%) 任意です。(例: 20)
    SCEP サーバーの URL SingleIDから提供されるSCEPサーバのエンドポイントURLを設定します。
    割り当て 構成プロファイルを適用するグループを設定します。(例: すべてのデバイス)
    ⚠️ 注意: 信頼された証明書とSCEP証明書は同じ割り当てを設定する必要があります。
    スコープタグ 既定を設定します。