コンテンツにスキップ

ネットワーク

SingleID 管理者ポータル>管理>ネットワーク画面では、以下のSingleID ネットワークサービスで利用するホスト(FQDN)を設定します。

  • ダイナミックDNSサービス
  • トンネルサービス(対応予定)

Warning

SingleID ネットワークサービスは、3ホスト(FQDN)まで無償で登録し利用できます。4ホスト以上のご利用は、有償オプションとなります。4ホスト以上をご利用になりたい場合には、販売店様へお問い合わせください。

ダイナミックDNSサービス

ダイナミックDNSホスト(FQDN)は、IPv4およびIPv6に対応しており、以下の仕様でDNSへ登録されます。

IPの種類:IPv4アドレス

  • DNSレコードの種類:Aレコード
  • DNSのTTL:30秒

IPの種類:IPv6アドレス

  • DNSレコードの種類:AAAAレコード
  • DNSのTTL:30秒

ダイナミックDNSホスト(FQDN)の登録

<ホスト名>.<DNSゾーン>形式のダイナミックDNSホスト(FQDN)を作成します。

  1. 登録ボタンをクリックします。
  2. 登録画面がポップアップします。
  3. ホスト名を入力します。
  4. DNSゾーンを選択します。
  5. IPタイプを選択します。
  6. APIキーが生成されます。このAPIキーは、後述のIPアドレス登録APIで使用します。

Warning

IPタイプでIPv4を選択した場合には、IPv6のIPをDNSへ登録できません。同様に、IPタイプで、IPv6を選択した場合には、IPv4のIPをDNSへ登録できません。

ダイナミックDNSホスト(FQDN)の削除

  1. 削除したいダイナミックDNSホスト(FQDN)の列にある削除ボタンをクリックします。
  2. 削除画面がポップアップします。
  3. 削除ボタンをクリックし、ダイナミックDNSホスト(FQDN)を削除します。

Warning

削除後、同じ名前でダイナミックDNSホスト(FQDN)を登録しても、削除前のAPIキーと同じにはなりません。

ダイナミックDNSホスト(FQDN)にIPを関連付ける

ダイナミックDNSホスト(FQDN)にIPアドレスを関連付けるには、APIを使用します。以下は、CURLコマンドを利用してAPIを実行した場合の例です。

Warning

ダイナミックDNSホスト(FQDN)にIPアドレスを関連付けるAPIリクエストを定期的に実行する場合は、DNSレコードのキャッシュ時間(TTL30秒)よりも短くならない間隔で実行してください。

方法1 APIリクエストの送信元のグローバルIPアドレスを関連付ける

  1. 以下のCURLコマンドを社内LAN内にあるコンピュータで実行します。

    パラメータ 内容
    APIキー 顧客管理者ポータル>管理>ネットワーク画面で登録したダイナミックDNSホストに関連付いたAPIキーです。
    エンドポイントのホスト名 本番環境: tun-00-0001.service.singleid.jp
    PoC環境: tun-02-0001.poc.singleid.jp
    curl -X 'POST' \
        'https://<エンドポイントのホスト名>/box/forwarding/ddns' \
        -H 'accept: application/json' \
        -H 'Authorization: token <APIキー>' \
        -H 'Content-Type: application/json' \
        -d ''
    

    Note

    IPv4とIPv6の両方のアドレスをもったインターネット回線の場合、curlコマンドでIPv4またはIPv6を明示して実行する必要があります。

    例 IPv4のIPをDDNSホストに登録したい場合

    curl -4 -X 'POST' \
        'https://<エンドポイントのホスト名>/box/forwarding/ddns' \
        -H 'accept: application/json' \
        -H 'Authorization: token <APIキー>' \
        -H 'Content-Type: application/json' \
        -d ''
    

    例 IPv6のIPをDDNSホストに登録したい場合

    curl -6 -X 'POST' \
        'https://<エンドポイントのホスト名>/box/forwarding/ddns' \
        -H 'accept: application/json' \
        -H 'Authorization: token <APIキー>' \
        -H 'Content-Type: application/json' \
        -d ''
    

  2. 会社のインターネット接続のグローバルIPアドレスが、ダイナミックDNSホスト(FQDN)のDNSレコードに設定されます。

方法2 関連付けたいIPアドレスを明示的に指定する

  1. 以下のCURLコマンドをコンピュータで実行します。

    パラメータ 内容
    APIキー 顧客管理者ポータル>管理>ネットワーク画面で登録したダイナミックDNSホストに関連付いたAPIキーです。
    IPアドレス 登録したいグローバルIPアドレスです。
    エンドポイントのホスト名 本番環境: tun-00-0001.service.singleid.jp
    PoC環境: tun-02-0001.poc.singleid.jp
    curl -X 'POST' \
        'https://<エンドポイントのホスト名>/box/forwarding/ddns' \
        -H 'accept: application/json' \
        -H 'Authorization: token <APIキー>' \
        -H 'Content-Type: application/json' \
        -d '{"global_ip": "<IPアドレス>"}'
    
  2. 指定したグローバルIPアドレスが、ダイナミックDNSホスト(FQDN)のDNSレコードに設定されます。

方法3 関連付けたいIPアドレスを明示的に指定する(DynDNS互換API)

  1. 以下のCURLコマンドをコンピュータで実行します。

    パラメータ 内容
    ホスト名 顧客管理者ポータル>管理>ネットワーク画面で登録したダイナミックDNSホストのホスト名です。
    FQDN 顧客管理者ポータル>管理>ネットワーク画面で登録したホスト名に関連付いたDNSゾーンを含むダイナミックDNSホスト(FQDN)です。
    APIキー 顧客管理者ポータル>管理>ネットワーク画面で登録したダイナミックDNSホストに関連付いたAPIキーです。
    IPアドレス 登録したいグローバルIPアドレスです。
    エンドポイントのホスト名 本番環境: tun-00-0001.service.singleid.jp
    PoC環境: tun-02-0001.poc.singleid.jp
    curl -X 'GET' \
    -u <ホスト名>:<APIキー> \
    'https://<エンドポイントのホスト名>/nic/update?hostname=<FQDN>&myip=<IPアドレス>'
    
  2. 指定したグローバルIPアドレスが、ダイナミックDNSホスト(FQDN)のDNSレコードに設定されます。