RADIUS
SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS画面では、RADIUSに関する操作を行うことができます。
サポートする認証方式について
以下の認証方式をサポートしています。
- PAP
- CHAP
- MSCHAPv2
- EAP-TLS
- EAP-TTLS-PAP
- PEAP(MSCHAPv2)
- MAC Authentication Bypass(認証スイッチ向け)
ワンタイムパスワード認証を行う場合には、以下の認証方式のみサポートします。
- PAP
- EAP-TLS-PAP
基本情報
SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS>基本情報画面では、RADIUSクライアントを設定するために必要な情報が記載されています。
簡易設定
SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS>簡易設定画面では、RADIUSサーバの設定を行います。RADIUSをサポートする無線LANやファイアウォールと連携をするために、RADIUSの属性の知識は必要ありません。RADIUS属性の設定を意識することなく、RADIUSサーバの設定を簡単に行うことができます。
RADIUSのサイトの登録
- 簡易設定タブをクリックします。
- カタログ表示ボタンをクリックするとネットワーク機器連携カタログが表示されます。
- 設定したいネットワーク機器の設定ガイドのリンクをクリックします。クラウドRADIOUSおよびネットワーク機器の詳細な設定ガイドが表示されます。設定ガイドを参考に設定を進めます。
- 設定したいネットワーク機器の登録ボタンをクリックします。簡易設定画面がポップアップします。
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基本情報タブでは、以下の項目を設定します。
- サイト名:設定は任意です。複数サイトを登録する場合には、どの機器のRADIUS設定かを識別するために名前を設定することをお勧めします。
- 有効/無効:サイトの有効/無効を設定します。無効の場合には、RADIUSクライアントとなる機器は、RADIUSサーバへ接続できませんので、RADIUSによる認証はできません。
- サーバ:1~10までのサーバを選択します。サーバの番号とRADIUSサーバのポート番号のマッピングは、管理者ポータル>認証>RADIUS>基本情報画面を参照してください。
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ワンタイムパスワード強制:VPNアクセスの認証および管理者アクセスの認証について、ワンタイムパスワード認証を強制します。無線アクセスの認証については、ワンタイムパスワード認証は行われません。
Warning
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2要素認証(パスワード認証+ワンタイムパスワード)は、PAPまたはEAP-TLS-PAP認証時のみ可能となります。その他のパスワード入力タイプの認証方式(CHAP、MSCHAP、PEAP)の場合には、ワンタイムパスワードは利用できません。
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一般的に、無線LANアクセスの認証に、ワンタイムパスワードが利用されることは少ないことから、無線LANアクセスの認証時には、ワンタイムパスワードは無効となり、ワンタイムパスワードは利用できません。RADIUSクライアントとなる機器から送信されるCalled-Station-IDにSSIDが含まれている場合に、無線LANアクセスの認証要求と判断しています。
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SingleIDへソフトウェアトークンの登録を行っていないユーザは、認証に失敗します。
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シークレット:RADIUSクライアントとRADIUSサーバで共通で使用する共有シークレットです。
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IP or ホスト名:RADIUSクライアントのIPまたはホスト名です。
Warning
ホスト名の名前解決は5分ごとに実施しています。ホスト名のIPアドレスが変更された場合には、最大で5分間、RADIUSクライアントからクラウドRADIUSへアクセスできません。
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認証タブをクリックし、RADIUSクライアントとなる機器へのアクセスを許可するユーザ/グループを設定します。
Warning
設定がシステムへ反映されるまでに、最大で15分かかります。
RADIUSのサイトの編集
- 変更したいサイトの列にある編集ボタンをクリックします。
- 設定画面がポップアップします。
- 項目を変更して、更新ボタンをクリックして、変更を保存します。
Warning
設定がシステムへ反映されるまでに、最大で15分かかります。
RADIUSのサイトの削除
- 削除したいサイトの列にある削除ボタンをクリックします。
- 簡易設定削除画面がポップアップします。
- 削除ボタンをクリックして、サイトを削除します。
Warning
設定がシステムへ反映されるまでに、最大で15分かかります。
高度な設定
SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS>高度な設定画面では、RADIUSサーバのサイト、クライアント、ルールの設定を手動で設定します。特に、ルールの作成については、RADIUSの属性と値を指定する必要があるため、RADIUSに関する高度な知識が要求されます。簡易設定ではできない複雑なルールを定義したい場合のみ使用してください。