有線LANアクセス-パスワード認証

文書更新日:2025-08-24

目的

拡張RADIUSサーバ＞RADIUSポート番号の登録ボタンをクリックします。拡張RADIUSサーバの登録画面がポップアップします。

設定項目	設定内容
使用するプロトコル	UDPを選択します。
シークレット	任意の文字列を設定します。英大文字、英小文字、数字、記号を組み合わせて、最低でも14文字以上の複雑な文字列を設定することをお勧めします。

SingleID 管理者ポータル＞認証＞RADIUS＞簡易設定タブへ移動します。
カタログ表示ボタンをクリックします。
カタログからCisco Meraki ネットワークスイッチの登録ボタンをクリックします。Cisco Meraki ネットワークスイッチ画面がポップアップします。

基本情報タブに、以下を設定します。

設定項目	設定内容
有効/無効	有効を選択します。
サーバ	拡張を選択します。
サーバ番号	SingleIDの拡張RADIUSサーバの登録の手順で登録したサーバ番号を選択します。
サイト識別する属性	NAS-IPを選択します。情報: Cisco Meraki ネットワークスイッチは、NAS-ID属性をRADIUSサーバへ送信しません。
属性値	ネットワークスイッチのIPアドレスを設定します。注意: ネットワークスイッチのIPアドレスは、DHCPで割り当てられるため、ネットワークスイッチに割り当てられるIPアドレスが変わらないようにする必要があります。DHCPサーバでネットワークスイッチのMACアドレスと割り当てるIPアドレスを固定に設定するようにしてください。

ネットワークアクセスの認証タブへ移動します。
許可したいユーザおよび許可したいグループをダブルクリックし、許可へ移動させます。

Info

認証したユーザおよびグループにVLAN IDを割り当てたい場合には、VLAN ID入力欄に、割り当てたいVLAN IDを入力します。
MACアドレス認証バイパスタブへ移動します。
802.1x認証をサポートしていないデバイスのMACアドレスを大文字英数字のハイフン区切りで入力します。（例：00-E1-5C-68-16-04）

Info

MACアドレスにVLAN IDを割り当てたい場合には、VLAN ID入力欄に、割り当てたいVLAN IDを入力します。
登録ボタンをクリックします。

Cisco Merakiの管理画面へログインします。
Swiching＞Access Policies画面へ移動します。Add Policyボタンをクリックします。Access Policy Detail画面が表示されます。

以下を設定します。

設定項目	設定内容
Name	任意の文字列を設定します。（例: singleid）
Authentication method	RADIUS Serverを選択します。
RADIUS Servers	Add serverをクリックし、プライマリおよびセカンダリのRADIUSサーバを登録します。
Host	SingleID 管理者ポータル＞認証＞RADIUS＞基本情報タブの拡張RADIUSサーバ＞IPアドレスのプライマリおよびセカンダリです。
Secret	SingleIDの拡張RADIUSサーバの登録の手順のシークレットに設定した文字列です。
Auth	チェックボックスにチェックします。
Port	SingleID 管理者ポータル＞認証＞RADIUS＞基本情報タブの拡張RADIUSサーバ＞RADIUSポート番号のポート番号です。
Connection
Policy Type	MACアドレス認証バイパスを利用する場合は、Hybrid authentication、利用しない場合は、802.1Xを選択します。
Host mode	Single-Hostを選択します。注意: 選択するモードや環境によっては、RADIUSレスポンスに、Cisco-AVPair属性(device-traffic-class=voice)が必要な場合があります。SingleIDは、Cisco-AVPair属性をサポートしておりません。詳細は、Cisco Merakiの技術情報/MS Switch Access Policies (802.1X)を参照してください。
802.1X control direction	bothを選択します。

以下を参考にクライアントを設定して動作確認します。

設定項目	設定内容
Type	Accessを選択します。
Access policy	設定したAccess policyを選択します。(例: singleid)