有線LANアクセス-クライアント証明書認証
文書更新日:2026-08-24
目的
- SingleIDのユーザで、YAMAHA SWXシリーズ ネットワークスイッチへアクセスします。
- 接続する際の認証方式は、クライアント証明書認証(EAP-TLS)です。
- SingleIDの標準RADIUSサーバを利用します。
- ユーザ/グループによるアクセス制限をします。
設定方法
SingleIDのグループの作成
- SingleID 管理者ポータル>グループ画面へ移動します。
- グループ追加をクリックします。グループ追加画面がポップアップします。
- グループ名を入力し、登録ボタンをクリックします。
SingleIDのユーザの作成
- SingleID 管理者ポータル>ユーザ画面へ移動します。
- 登録ボタンをクリックします。ユーザ登録画面がポップアップします。
- ユーザ登録画面の基本情報を入力します。グループタブをクリックします。
- メンバーとなるグループを選択し、登録ボタンをクリックします。
SingleIDのクライアント証明書の発行
- SingleID 管理者ポータル>ユーザ画面へ移動します。
- クライアント証明書を発行したいユーザの行にあるチェックボックスを選択します。
- 選択実行ボタンの▼をクリックし、プルダウンメニューの証明書の発行を選択します。
- 証明書発行画面がポップアップします。
- プロファイル(例:デフォルト)および配布形式(例:一般)を選択します。
- 発行ボタンをクリックして、クライアント証明書を発行します。ユーザのメールアドレス宛に発行されたクライアント証明書のダウンロードリンクが送信されます。
SingleIDのRADIUSサイトの登録
- SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS>簡易設定タブへ移動します。
- カタログ表示ボタンをクリックします。
- カタログからYAMAHA SWXシリーズの登録ボタンをクリックします。YAMAHA SWXシリーズ画面がポップアップします。
-
基本情報タブに、以下を設定します。
設定項目 設定内容 有効/無効 有効を選択します。 サーバ 標準を選択します。 サーバ番号 適切なサーバ番号を選択します。選択するサーバの番号により、RADIUSサーバのポート番号が異なります。SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS>基本情報タブの標準RADIUSサーバ>RADIUSポート番号にサーバの番号と通信ポート番号の対応が記載されています。 IP or ホスト名 YAMAHA SWXシリーズ ネットワークスイッチ側のグローバルIPアドレスです。インターネットに出ていくときの送信元のIPアドレスです。グローバルIPアドレスが動的の場合には、DDNS(ダイナミックDNS)を利用してホスト名(FQDN)を設定します。
注意: グローバルIPアドレスにIPv4の共用IPアドレスが使用されるインターネット接続サービス(IPv6インターネット接続、マンションタイプのインターネット接続、CATVインターネット、モバイルインターネット)の場合やDDNSサービスを利用できない場合には、拡張RADIUSサーバの利用を検討してください。シークレット 任意の文字列を設定します。英大文字、英小文字、数字、記号を組み合わせて、最低でも14文字以上の複雑な文字列を設定することをお勧めします。 -
ネットワークアクセスの認証タブへ移動します。
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許可したいユーザおよび許可したいグループをダブルクリックし、許可へ移動させます。
Info
- 証明書認証(EAP-TLS)のみ許可を有効にすると、クライアント証明書認証以外の認証方式のアクセスを拒否します。
- 認証したユーザおよびグループにVLAN IDを割り当てたい場合には、VLAN ID入力欄に、割り当てたいVLAN IDを入力します。
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(MACアドレス認証バイパスを利用する場合)MACアドレス認証バイパスタブへ移動します。
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(MACアドレス認証バイパスを利用する場合)802.1X認証をサポートしていないデバイスのMACアドレスを大文字英数字のハイフン区切りで入力します。(例:00-E1-5C-68-16-04)
Info
MACアドレスにVLAN IDを割り当てたい場合には、VLAN ID入力欄に、割り当てたいVLAN IDを入力します。
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登録ボタンをクリックします。
YAMAHA SWXシリーズ ネットワークスイッチの設定
- YAMAHA SWXシリーズ ネットワークスイッチにCLIでログインして設定します。
-
SingleIDのクラウドRADIUSと通信するために、デフォルトルートを設定します。
設定項目 設定内容 デフォルトゲートウェイのIPアドレス 利用環境のデフォルトゲートウェイのIPアドレスです。 デフォルトルートの設定SWX2310(config)# ip route 0.0.0.0/0 <デフォルトゲートウェイのIPアドレス> -
以下の内容で、RADIUSサーバを登録します。
設定項目 設定内容 RADIUSサーバのプライマリIPアドレス SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS>基本情報タブの標準RADIUSサーバ>IPアドレスのプライマリです。 RADIUSサーバのセカンダリIPアドレス SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS>基本情報タブの標準RADIUSサーバ>IPアドレスのセカンダリです。 RADIUSサーバのポート番号 SingleIDのRADIUSサイトの登録の手順のサーバ番号に対応したポート番号です。 RADIUSクライアントのシークレット SingleIDのRADIUSサイトの登録の手順のシークレットに設定した文字列です。 RADIUSサーバの登録SWX2310(config)# radius-server host <RADIUSサーバのプライマリIPアドレス> auth-port <RADIUSサーバのポート番号> key <RADIUSクライアントのシークレット> SWX2310(config)# radius-server host <RADIUSサーバのセカンダリIPアドレス> auth-port <RADIUSサーバのポート番号> key <RADIUSクライアントのシークレット> -
802.1X認証を有効化します。
設定項目 設定内容 802.1X認証を有効化する物理ポート名 802.1X認証を有効化する物理ポート名です。(例: port1.1-6)802.1X認証の設定SWX2310(config)# aaa authentication dot1x SWX2310(config)# interface <802.1X認証を有効化する物理ポート名> SWX2310(config-if)# dot1x port-control auto SWX2310(config-if)# auth host-mode multi-supplicant SWX2310(config-if)# auth timeout server-timeout 40Info
YAMAHA公式の計算式に従い、RADIUSサーバ全体の応答待ち時間を40秒に設定します。40秒は、初期値の応答待ち時間5秒、再送回数3回、RADIUSサーバ2台の構成から、
5秒 ×(3回 + 1)× 2台で算出した値です。参考: RADIUSサーバー全体の応答待ち時間の設定、RADIUSサーバー1台あたりの応答待ち時間の設定、RADIUSサーバーホストの設定
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(MACアドレス認証バイパスを利用する場合)MACベース認証を有効化します。
設定項目 設定内容 MACベース認証を有効化する物理ポート名 MACベース認証を有効化する物理ポート名です。(例: port1.1-6)MACベース認証の設定SWX2310(config)# aaa authentication auth-mac SWX2310(config)# auth-mac auth-user unformatted lower-case SWX2310(config)# interface <MACベース認証を有効化する物理ポート名> SWX2310(config-if)# auth-mac enable -
(ダイナミックVLANを利用する場合)VLANを作成します。
設定項目 設定内容 VLAN ID ダイナミックVLANで割り当てるVLAN IDです。(例:101) VLANの作成SWX2310(config)# vlan database SWX2310(config-vlan)# vlan <VLAN ID> -
(ダイナミックVLANを利用する場合)アップリンクポートをトランクポートに設定します。
設定項目 設定内容 アップリンクポートのインターフェース名 アップリンクポートのインターフェース名です。(例: port1.8)VLAN ID ダイナミックVLANで割り当てるVLAN IDです。(例:101) トランクポートの設定SWX2310(config)# interface <アップリンクポートのインターフェース名> SWX2310(config-if)# switchport mode trunk SWX2310(config-if)# switchport trunk allowed vlan add <VLAN ID> -
(ダイナミックVLANを利用する場合)ダイナミックVLANを有効化します。
設定項目 設定内容 ダイナミックVLANを有効化する物理ポート名 ダイナミックVLANを有効化する物理ポート名です。(例: port1.1-6)ダイナミックVLANの設定SWX2310(config)# interface <ダイナミックVLANを有効化する物理ポート名> SWX2310(config-if)# auth dynamic-vlan-creation -
設定を保存します。
SWX2310# save
Info
YAMAHA SWXシリーズ ネットワークスイッチの設定については、SWX2310 コマンドリファレンス:ポート認証機能を参考にさせていただきました。
動作確認方法
以下を参考にクライアントを設定して動作確認します。